建築主 | 藤枝市立総合病院 |
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所在地 | 藤枝市駿河台 |
竣工 | 2021/3/31 |
構造種類 | S造 |
階数 | 2階建 |
延床面積(㎡) | 601.67 |
今回がん患者さんの負担を減らす、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入した、低侵襲手術室の設計に携わらせて頂きました。県立こども病院の手術室につづき、弊社では二例目の高度医療の手術室の設計となります。
手術室の設計は、高度な医療機器が大型化し広い空間構造を要する中でも、20ミクロン(髪の毛1本)以下の揺れや床のたわみに対する構造設計が求められ、かつ細菌や塵などの進入を防ぐ為の室内空調換気設備で風圧速度を5m/s程度にする事が求められる等、細かな条件を要求されます。そして更に、照明の安全な位置の確認や均一な照度、安心出来る内部色彩色など、身を任せられる手術空間でなければなりません。その為、高度な設計技術を必要とするのです。